介護の勉強 私たちらしい働き方

北田葉月さん

北田葉月さん

入職2年目
  • 事業者ジャンル

    特別養護老人ホーム
  • 勤務先

    やすらぎの里 川部苑 本館/社会福祉法人 誠広会(認定事業者)
  • 取得資格

    介護福祉士
  • 取材年

    2019年

特別養護老人ホームとは

原則として、65歳以上で「要介護3以上」の認定を受け、自宅での生活が困難な方が入居できる施設。入浴、排せつ、食事、身体の移動など、24時間の介助を受けながら暮らせます。

他の仕事には置き換え難い

喜びを得られる、私の天職

介護職をめざしたきっかけ

幼い頃から、離れて暮らす祖父母の家へ遊びに行くのが楽しみでした。周囲を笑顔にしてくれる祖父母の影響からか、いつしか高齢者の方への親近感を抱くようになり、中学時代の職場体験でデイサービスを訪れた時も、高齢者の方と会話をしたり、一緒にレクリエーションをしたりする時間がとても楽しかったことを覚えています。
高校卒業が間近に迫った頃、続々と進路が決まっていく友人たちをよそ目に、自分が何をしたいのかわからず悩んでいました。そんな時、ふと頭をよぎったのが、高齢者の方と接している時に抱く温かい気持ちでした。以来、高齢者の方と関わる仕事に就きたいという思いが強くなり、介護の専門学校へ。2年間、勉強や実習に励む中で、朝から夜まで一日の生活を共にし、一日を通しての変化を踏まえながら、より深く一人ひとりの人生に関わることができる特別養護老人ホームへの関心が高まり、卒業後に現在の職場へ入職しました。

私は今、こんな仕事をしています

主な業務内容は、起床や食事、トイレ、入浴、就寝など日常生活の介助です。その他、イレギュラーな業務としては、レクリエーションの運営が月替わりの担当制のため、当番の月には企画から考えることもあります。
入職当初は、発語が困難な方とのコミュニケーションなど戸惑うことばかりでした。しかし、先輩職員の方のアドバイスもあり、ジェスチャーや表情で少しずつ心が通じ合うようになりました。介助法や支障部位、性格など利用者様は十人十色。他愛もない会話やコミュニケーション、介助の中で些細な変化にも気づき、早期発見、早期報告によって安心して生活していただける場所を目指す今の仕事に、大きなやりがいを感じます。例えば昨日まで普通に食事をできていた方が、スプーンを持てなくなってしまうこともあり、状況に合わせた食具の提案など、臨機応変な対応が求められる仕事です。
また、特別養護老人ホームという施設の役割上、高齢者の方にとって人生の最期を過ごす場所になることも少なくありません。毎日接する中で、いつしか家族のような思い入れが芽生えている方が亡くなるのは、本当に辛い出来事です。だからこそ、最期までその人らしく生活できるよう精一杯サポートさせていただく、貴重な時間をお預かりする仕事だという責任感を持って臨んでいます。

この職場の好きなところ

1人に任せきりにしたり、担当ではないからと無関心でいたりということが全くなく、職場のみんなが協力し、支え合う雰囲気が息づいている職場だと感じます。また、自分の母と同世代の方など、幅広い年齢層の方と一緒に働くことは安心感もありますし、多くの学びを得られる機会でもあります。
介護の仕事は、同世代の友人たちと話していると「大変そう」「辛そう」という印象があるという声が多いのも事実です。しかし、一人ひとりの人生のひとときに寄り添うことができる、素敵な仕事です。介護の仕事に携わったことのない人は決して味わうことのできないやりがいや、「ありがとう」の一言の温かさに日々触れることができます。他の仕事には置き換え難い喜びを得られる介護の仕事は、私にとって天職だと感じています。

今後の目標

利用者様一人ひとりを理解するためには、症状の背景や介助の裏付けなど知識を得ることも重要です。まずは喀痰吸引等研修の実地研修を受け、実践に役立てられるようにしたいです。
また介護の現場では今、若い世代の人手が求められています。これから介護の道へ入ってくる後輩たちが、介護職の魅力を肌で感じながら長く続けられるよう、世代の近い一人として良き相談役となり、世代間のパイプ役を担えるような存在になりたいと思っています。少しでも興味がある人は、先入観や周囲の声にとらわれず、介護職への道を踏み出してみてください。きっと自分なりの楽しみや喜び、やりがいが見つかる仕事だと思います。もし自分に合わないと思えば、その時に立ち止まり、道を見直せば良いと思います。ぜひ一度挑戦してみてください。

私のワークライフバランス

次の日が仕事だからという理由で友人と会う時間を減らすことや、遊びをセーブしないようにしています。友人と時間を忘れてトークを楽しんだり、音楽を聴いたり、クラブで思い切り踊ったりする時間があるからこそ、エネルギーチャージできます。仕事だけにストイックになりすぎて、視野が狭くならないように心掛けています。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 北田葉月さんが働いている認定事業者

    社会福祉法人 誠広会

  • 501-1151 岐阜市川部3-20
  • http://www.care-kawabe.jp/
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